こんにちは、マスター笹尾です。
板金パーツ部門のでのお話ですが、
板バネのお問い合わせの中で、よくご質問されるのが、
>「通電性の良い板バネ材ってあるのですか?」
一般的に、接点などに使用されている材料として、
バネ用りん青銅(C5210)が、一般的に使用されています。
ただ、硬度の高いH材でも、185~235Hvなので、バネ特性は低いです。
より、バネ特性の高い材質が必要な場合は、
ベリリュム銅(C1720 1/2H)で、345~430Hvを使用していますが、
材料費がりん青銅約4倍に加え、熱処理が必要となり、
製作数にもよりますが、割高となります。
あと、りん青銅、ベリリュム銅ともに、表面酸化が生じますので、
ニッケルメッキ、すずメッキ等が表面処理として有効です。
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