材質 | ベーナイト鋼 t1.0 |
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ご依頼数量 | 20枚 |
今回は、ベーナイト鋼の平板バネの1回限りの限定製作を承りました。
ベーナイト鋼は、打抜きおよび成形加工だけで部品やばね製品をつくることができるため、
成形後の焼入れが不要になり、コストダウンに繋がります。
今回は、20枚のオーダーでしたが、1枚から加工を承っております。
形状カットも、材質、精度、コスト等の要素で、さまざまな工法で対応が可能です。
べーナイト鋼のような、熱処理を行った材料を曲げるには、限界が生じますが、
鉄系としてSK材の様な熱処理前の、材料を使用した場合は、自由な形状にすることが、
出来ます。ただ、熱処理後の変形については結果論となりますので、予め注意が必要です。
試作・少ロット対応
金型レス・簡易金型で板バネ製作、1個から
独自製作の標準化された金型、さまざまな板バネの製作経験値からなる簡易金型を駆使して、
初期費用を抑えた製作で、低価格、高品質、短納期をご提供します。
※量産は、本作金型対応となります。(量産のみのお見積りには、対応しておりません)
※金型レスの詳細は、こちらから
※失敗しない板バネの設計については、こちらから
※板バネの形状については、こちらから
※板バネの製作事例は、こちらから
※取り扱い材料は、こちらから
ステンレス系の薄板・板金パーツや、ステンレス系板バネにはSUS304-CSPが最もよく利用されていますが、板バネにはバネ特性の低い順に1/2H,3/4H,Hと一般的には、3段階で、用途に応じて使用されています。
シムに使用する材料としてもSUS304-CSPが一般的で、2B材に対し材料費はある程度高くなりますが、板厚精度が高いことから、ご指定の無い場合弊社ではCSP材を使用しています。
また、SUS304 CSPよりさらに高いバネ特を要する板バネには、SUS301 CSPを使用しています。
SUS301もSUS304と同じくバネ特性は一般的に3段階で用途に応じて利用されています。
詳しくはこちらから
鉄系板バネとしてはSUP材となりますが、薄板バネ材としては入手困難な板厚もありますので、弊社ではお客様ご承諾の上、類似材として曲げ成形の多い板バネにはSK材(生材)を使用し、成形後焼き入れ焼き戻しの処理を行い、主に平板の形状カットのみの板バネには焼き入れリボ鋼をよく使用しています。
Sk材とはバネ用炭素鋼帯の一種で、焼入れリボン鋼とはバネ用炭素鋼帯に熱処理(焼入れ焼戻し)を施して製造される焼入鋼帯で、主に薄板バネや、ゼンマイバネ、刃物に使用されています。
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