「ステンレス板バネ 製作事例集」

薄板・微細・精密金属加工のこだま製作所の「事例紹介」です

ステンレス板バネ 製作事例集
材質 ステンレス板バネ材
ご依頼数量 製作1個から

ステンレス板バネ材について


ステンレスの板バネには、SUS301-CSP・SUS304-CSP・SUS420J2-CSP・SUS631-CSP・SUS631J1-CSPが、ありますが、一般的に使用されているのは、SUS304-CSPが主流で、さらにバネ特性が必要な場合にSUS301-CSPが使用されています。(SUS420J2-CSPは入手困難です)

ステンレス板バネは、他の板バネ材と比べて、錆びにくく表面処理の必要もありませんが、高い電気伝導性とバネ特性が 必要な場合には、メッキ処理を行います。また、熱処理は曲げ応力を取り除くためのテンパー処理以外、鉄系のバネ材(SK材)のよう
な熱処理が必要ありませんが、SUS631の場合、熱処理によって硬度を高めることができる析出硬化処理を行います。

※材質詳細は、ページ下部に表示しています。


製作について


先に述べた、バネ特性を持たせるための熱処理の必要がない反面、製作においてはバネ特性を持った材料の曲げ加工は、軟鋼と比較して困難ですので、「こだま」では、独自金型の標準化を行い、多工程の曲げ加工において金型レスで製作を行って対応しています。金型レス製作は、非常に困難な板バネの設計を削除するために、ローコストで試作品の製作が可能です。

また、製作について、現状復帰の板バネであれば、サンプルを基(形状)にした製作が可能ですが、ステンレス板バネ材の厳密な材質は確認困難で、「こだま」ではサンプルをお預かりして経験値にて方向付けを行っています。また、厳密なバネ特性が必要な場合は、材料分析を行って確認しています。


形状について


形状については、用途によって様々ですので、製作事例でご紹介します。

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S形 押え板バネ 
SUS304 CSP H  t0.3

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押え板バネ
SUS304 CSP H  t0.8

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M形 板バネ
SUS304 CSP H t0.5
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固定用板バネ
SUS304 CSP H  t0.2

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固定用板バネ
SUS304 CSP 3/4H t0.3
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固定用板バネ
SUS304 CSP H t0.2
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押え板バネ
SUS304 CSP 3/4H t0.6
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微細押え板バネ
SUS304 CSP H t0.04

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固定用板バネ
SUS304 CSP H t0.2
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押え板バネ
SUS304 CSP H t0.05
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押え板バネ
SUS304 CSP H t0.2
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固定用板バネ
SUS304 CSP H t0.2

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固定用板バネ
SUS304 CSP H t0.2
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固定用板バネ
SUS304 CSP H t0.6
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固定用板バネ
SUS301 CSP H t0.6
IMG_51119_R.jpg
固定用板バネ
SUS301 CSP H t0.4



その他板バネの製作事例は、こちらから



材質について


ステンレスの板バネ材は、他の材質に比べて、バネ特性が細かく選定できるのが特徴です。

バネ(ばね)用ステンレス鋼帯(SUS-CSP)

ステンレス系の薄板・板金パーツや、ステンレス系板バネにはSUS304-CSPが最もよく利用されていますが、板バネにはバネ特性の低い順に1/2H,3/4H,Hと一般的には、3段階で、用途に応じて使用されています。

シムに使用する材料としてもSUS304-CSPが一般的で、2B材に対し材料費はある程度高くなりますが、板厚精度が高いことから、ご指定の無い場合弊社ではCSP材を使用しています。
また、SUS304 CSPよりさらに高いバネ特を要する板バネには、SUS301 CSPを使用しています。
SUS301もSUS304と同じくバネ特性は一般的に3段階で用途に応じて利用されています。


▼表1、SUSバネ材標準板厚表(メーカーの自主基準であり、流通で一般入手できない板厚もあります)

SUSバネ材の標準板厚(JIS G 4313)
材質 SUS301-CSP・SUS304-CSP・SUS420J2-CSP・SUS631-CSP・SUS631J1-CSP
板厚 mm 0.10、0.12、0.15、0.20、0.25、0.28、0.30、0.35、0.40、0.45、0.50、0.55、0.6、・0.70、0.80、0.90、1.00、1.20、1.40、1.50


▼表2、JIS G 4313 バネ用ステンレス鋼帯の板厚寸法公差表

SUSバネ材板厚公差(JIS G 4313の厚さの許容差)単位mm
SUS301-CSP・SUS304-CSP・SUS420J2-CSP・SUS631-CSP・SUS631J1-CSP
板厚 mm 材料幅(250以上600未満)
0.10以上 0.16未満 ±0.020
0.16以上 0.25未満 ±0.030
0.25以上 0.40未満 ±0.035
0.40以上 0.60未満 ±0.040
0.60以上 0.80未満 ±0.045
0.80以上 1.00未満 ±0.050
1.00以上 1.25未満 ±0.050
1.25以上 1.60以下 ±0.060


▼表3、バネ用ステンレス鋼帯の性質

種類の記号調質記号硬度(Hv)引張強さ(N/㎜2伸び(%)
SUS301CSP 1/2H 310以上 930以上 10%以上
3/4H 370以上 1130以上 5%以上
H 430以上 1320以上
EH 490以上 1570以上
SUS304CSP 1/2H 250以上 780以上 6%以上
3/4H 310以上 930以上 3%以上
H 370以上 1130以上
NSS431 DP-2 340~400 1200(参考値) 9%(参考値)
SUS420J2 0 210以下
析出硬化系熱処理後硬さ(Hv)
NSSHT1770 280以上 450以上
SUS631CSP 0 200以下 1030以下 345以上
1/2H 350以上 1080以上 380以上
3/4H 400以上 1180以上 450以上
H 450以上 1420以上 530以上



「こだま」がご提供できること


1.板バネの構想段階からの、ご相談
2.材質の選択(豊富な薄板金属の在庫
3.製作内容に合わせた、製作方法の選択
・形状カットのコストパフォーマンス
曲げ加工のコストパフォーマンス
4.金型レス・簡易金型製作で、1個~約2000個の製作
5.材料分析


ステンレス板バネに関するご相談は、お気軽にご相談ください!!

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