薄板・微細・精密金属加工の「炭素鋼」の特長」です。

「こだま」の特長

豊富な薄板炭素鋼の取扱い

タイムリーな対応に先駆け、多種にわたり豊富に取り揃えております。

鉄系板バネとしてはSUP材となりますが、薄板バネ材としては入手困難な板厚もありますので、弊社ではお客様ご承諾の上、類似材として曲げ成形の多い板バネにはSK材(生材)を使用し、成形後焼き入れ焼き戻しの処理を行い、主に平板の形状カットのみの板バネには焼き入れリボ鋼をよく使用しています。

SK材とは炭素工具鋼という炭素鋼の一種で、焼入れリボン鋼とは炭素鋼に熱処理(焼入れ焼戻し)を施して製造される焼入鋼帯で、主に薄板バネや、ゼンマイバネ、刃物に使用されています。

1. SK85(旧: SK5)
炭素工具鋼という材料でSUP材の代用として使用されます。熱処理をすることに硬化させることができます。
2. SUP材
SUP材は、バネ鋼鋼材といわれる材料で、弊社ではt3.0以上の材料しか取り扱いがなく、t3.0未満 はSK材で代用しています。基本的には生材という焼き鈍しされた材料から加工するため、板バネとして使用する際は熱処理が必要となります。この熱処理も硬すぎると割れてしまい、柔らか過ぎてもバネとして使用ができないため、知識が必要となります。

バネ(ばね)用冷間圧延鋼帯の標準板厚表
(メーカーの自主基準であり、流通で一般入手できない板厚もあります)

SK材(炭素工具鋼)の標準板厚
材質 SK85-A
板厚mm 0.30、0.40、0.50、0.60、0.70、0.80、0.90、1.00、1.20、1.40、1.50、1.60、1.75、1.80、1.90、2.00、2.20、2.30、2.50、2.60、2.80、3.00
磨き焼き入れリボン鋼の標準板厚
材質 ばね用冷間圧延鋼帯(SK材)を焼き入れしたもの
板厚mm 0.03、0.04、0.05、0.06、0.07、0.08、0.09、0.10、0.13、0.15、0.18、0.20、0.23、0.25、0.28、0.30、0.33、0.35、0.40、0.45、0.50、0.60、0.70、0.80、0.90、1.00、1.20、1.40、1.50、1.6、2.0、2.5、3.0

▼表4、JIS G 3311バネ(ばね)用冷間圧延鋼帯板厚寸法公差表

SK4,SK5
板厚mm 材料幅200mm未満 材料幅200mm以上500mm未満
0.10未満 ±0.012 -
0.10以上 0.15未満 ±0.015 -
0.15以上 0.25未満 ±0.020 ±0.025
0.25以上 0.40未満 ±0.025 ±0.035
0.40以上 0.60未満 ±0.035 ±0.040
0.60以上 0.90未満 ±0.045 ±0.055
0.90以上 1.20未満 ±0.055 ±0.070
1.20以上 1.60未満 ±0.070 ±0.080
1.60以上 2.10未満 ±0.075 ±0.090
2.10以上 3.00未満 ±0.080 ±0.090

バネ(ばね)用冷間圧延鋼帯の調質と硬さ(HV)

種類の記号焼きなましをしたもの冷間圧延をしたもの焼き入れ焼き戻しをしたもの
SK5-CSP 190以下 230~270 350~500
SK4-CSP 200以下 230~270 400~600