薄板・微細・精密金属加工の有限会社こだま製作所

精密板金加工や試作・量産については、こだま製作所にご依頼ください。

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プレス加工

1000個以上製作には、金型プレス

プレエ加工とは、プレス機に作ろうとする板金・線材部品の専用金型(上型・下型)を取付、プレス機の上下運動(加圧)を利用して、板・線材等を成形(抜く・曲げる・絞る)を行う加工方法です。プレス加工で使用する金型は、基本的な構造はあるものの、成形ノウハウは技術力によって大きく変わります。

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「こだま」では、さまざまな分野の板金部品(子部品)における、試作から少量製作・量産まで対応しています。
試作・少量製作では製作数によって、製作方法(金型レス・簡易金型)の選択を行いコストパフォーマンスをご提供しています。

プレス加工における要素は、金型製作技術と製作数(ロット)になりますが、製作数においては簡易・単発・多数同時成形・半順送・順送での検討を行い、プレス加工におけるコストパフォーマンスをご提供しています。また、アッセンブリ品によるプレス加工の二次加工として、抵抗スポット溶接を中心に各種溶接加工に対応できるのが「こだま」の特徴です。

「こだま」の精密プレス加工の特徴

  1. 金型レス・簡易金型による試作品製作
  2.  5000個程度までの中ロットに特化
  3.  数量・形状に合わせた金型製作(製作数に合わせたコストパフォーマンス)
  4.  プレス加工〜スポット溶接・メッキ・バレル処理まで一貫加工
  5.  微細な部品のプレス加工


精密プレス加工についての技術情報

DPP_0069.jpg 小型・微細部品のプレス加工
電気部品などの微細な部品のプレス加工も行なっております。数百個程度であれば簡易金型で製作しますが、ある程度まとまった数量で継続性がある場合は金型を起こして製作します。高精度にも対応します。
TODTb5K2.jpg 簡易金型
事例は丸形絞り成形の、簡易金型です。エンボス・絞り・ビード・バーリングなど、既存の金型で成形できない場合や、数百個製作などに使用します。初期費用を格段に抑えることが可能です。
pic_th12_003.jpg 単発プレス金型
5000個程度まで(形状などにもよります)。工程ごとのプレス金型を製作し1行程ずつ作業を分けて行うプレス加工です。メリットとしては、金型費用が数十万単位から製作出来るので、順送金型に比べて安価に量産に進め、製品単価も金型レスや簡易金型に比べて安価に出来るのが特徴です。
blob.jpg 多数同時成形金型
接点を多数同時に成形する金型です。一般的に接点などの小部品は順送金型で対応が行われますが、数万個程度の量産の場合、
金型費の償却、ロール材の負荷が大きいため、製品コストが上昇しますので、特例で独自考案による単発金型で対応を行っています。また、2000個までの微細加工を含むプレス成形では、半順送金型を使用します。
3.21 011.jpg 順送プレス(弊社非対応)
対応数量:約10万個以上。単発プレスが行程ごとに金型を分けるのに対して順送プレスは金型は基本的には一つです。一つの金型に各加工金型が並べられており、金型をセットすると自動で加工が行われていきます。こちらは単発プレスよりも製品単価が安価になり、複雑な形状のプレス加工も出来るメリットがありますが、最低ロットが数万個以上必要なのと金型費用も百万円〜数百万円単位の金型になります。参考事例として掲載していますが、「こだま」では特例以外対応していません。
試作・単品製作OK

代表的なプレス加工事例紹介

シム C5210 t0.08

シム C5210 t0.08
材質
C5210 t0.08
製作数量
10枚

シムリング SUS631 t0.2

シムリング SUS631 t0.2
材質
SUS316 CSP t0.2
製作数量
10 枚
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