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「未来を拓く生き方」学習旅行自主研修(職場訪問インタビュー活動)

2013年07月10日

先日、岩手大学教育学部附属中学校の生徒さんをお迎えし、
弊社の「職場での取り組み」、、人としての「生き方」に触れていただきましたが、
その、構想、活動目的、実践が、あまりにも感動的でしたので、
ご担当教員さまの、ご了解を得て・・・

ご紹介します。

修学旅行テーマ
「未来を拓く生き方」とは、どのような生き方なのか
学習課題
 現代社会は、長年に続く不況のため希望の持ちにくい社会となっており、自分の将来に展望を持てずに
刹那的に生きる若者が増加していることが社会問題の一つとなっています。また、過度に進む情報化により、
多様な価値観が氾濫する今、普遍的な価値観を見出す事が困難となり、従来価値あるものとされてきた
日本的な道徳観念・価値観などないがしろにされ、希薄な人間関係の中で独善的な生活を送る若者が
増えてきている状況であります。このような現代社会において、次世代をになっていく若者たちが、
夢を持ち、豊かな社会生活の中で、充実した人生を歩むためにはどうしたらよいのでしょうか。
 今こそ、「未来を拓く生き方」を考える時です。将来自分はどのような町で、何の職業に就き、どんな暮らしを、
どのように創って生きていくのか。また、その暮らしや生き方を創造していくために、これからの自分には
何が必要なのか。他者と共に手を取り合い、厳しい環境の中でも希望を見つけて、精一杯暮らしている方々の生き方、こだわりと信念を持ち他者のために活動していう方々の人生に触れさせ、自分自身の在り方を深く見つめさせる学習の中で、自分自身の行動を変革させるような学習を展開していきたいと考えています。


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ご来社された、生徒さんたちからのご挨拶を受け、
職場を通した人間観に対する、たくさんのご質問を受け、
社長(笹尾恭三)が、額に汗をしながら、熱弁回答で、
対話が高まった後、

「未来を拓く生き方」に心響いて・・・
生徒さん、弊社STAFFと一緒に

セヴァン・カリス=スズキ/リオサミット「伝説のスピーチ」を視聴しました。

私を含め、大人たちは本当に考えなくてはなりません。

その後・・・
職を通して、何を目的とし、何処に向かうのかの説明を行って、
現場見学に移行。。。。。。

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ストレーナー製作手順の解説。
アッという間に、スポット溶接で、パンチングストレーナーが組み立てられる様子に、
生徒さんたちは、目をクリクリして見てました。

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場所は変わって、金属パーツ製作の工程の解説。
CAD、ワイヤーカット、細穴放電加工、精密曲げ加工の順に見学していただきましたが、
超精密加工の解説に、「エッ~!」。 叫び声が連発。。。。。。


教育・・・
教える側、教えてもらう側に分けるのではなく、共に育む観点が大切で、
その観点を高める場、共育の場を高め続けることこそが、実学。
机上論ではなく、体験を通した学びこそが学びですネ。
岩手大学教育学部附属中学校の教育理念に学び、活動する生徒さんに、
学ばせていただきました。



素晴らしい、ひと時をいただいたことに、
心より御礼申し上げます。