「ストレーナー"スクリーン"」

薄板・微細・精密金属加工のこだま製作所の「事例紹介」です

ストレーナー
材質 SUS304,316 チタン、インコネル
ご依頼数量 1個から

ストレーナー"スクリーン"とは


ストレーナー"スクリーン"とは、液体や気体のろ過器として、ストレーナー内部に設置して、ゴミなどの触媒等の回収を行うことで、流体・気体のグレードアップ行い、プラント機器の保護を行うモノです。ストレーナースクリーンは、取り付ける箇所などにより、様々な構造・形状(ストレーナーメッシュの種類)があります。名称は、ストレーナーメッシュ、エレメント、スクリーン等、さまざまな名称で呼ばれていますが、役割としては同じです。

スクリーンの材質は、流体や気体のろ過器として使用するケースが多いので、SUS304、SUS316が主流ですが、航空機や熱交換器等の高温環境で使用される場合には、インコネルを使用します。また、海水や酸系の薬品を使用する装置に使用す場合にはチタンを使用します。形状としては、コニカルストレーナー"スクリーン"やサクションストレーナー"スクリーン"は、さまざまな形が使用されています。





ストレーナーの主な構造と、使用されるストレーナー"スクリーン"

1、配管型ストレーナーの構造

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配管型ストレーナーの構造
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コニカルストレーナースクリーン(ろ過器)

ストレートの配管に、コニカルストレーナースクリーンを設置して、流体中の触媒等の回収を行います。



2、Y型ストレーナーの構造

ストレーナー12.png
Y型ストレーナーの構造
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テンポラリーストレーナースクリーン(ろ過器)

Y型の配管に、テンポラリーストレーナースクリーンを設置して、流体中の触媒等の回収を行います。



3、カムロックのストレーナー取付構造

ストレーナー構造211.png
カムロックのストレーナー取付構造
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テンポラリーストレーナースクリーン(ろ過器)

カムロックに、テンポラリーストレーナースクリーンを設置して、気体・流体中の触媒等の回収を行います。



4、サクションストレーナーの構造

サクションストレーナーの構造図2.png
サクションストレーナーの構造
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サクションストレーナースクリーン(ろ過器)

ホースや配管先に、サクションストレーナースクリーンを取付、気体・流体中の触媒等の回収を行います。


5、油水分離ユニットの構造

フィルタエレメントの構造図2.png
油水分離ユニットの構造
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カートリッジ式ストレーナースクリーン

油水分離ユニットに、カートリッジ式ストレーナーを取付、油水の分離を行います。




ストレーナー(ろ過器)の構造


胴体(おおよそパンチングメタル)の内部または外部に、メッシュ(金網)を張って、そのメッシュ(金網)に異物が引っかかり、流体から異物を取り除くようになっています。メッシュは、異物のサイズに合わせて選定を行い、ストレーナー内部から外部に流体が流れる構造の場合には、胴体の外側に張り、ストレーナー外部から内部に流れる場合には、胴体の内側に張ります。

ストレーナー1 (2).png



金型レスで、1個からの製作対応



「こだま」は、薄板金属部品におけるさまざまな試作・少量製作を行ってきた結果、独自製作ぼ金型の標準化を行い、スクリーンの組み立てを行うための溶接技術を高めるとともに、冶具・電極の製作を行ってきましたので、金型等の初期費用を必要としない金型レスで、スクリーン1個から製作することが可能です。また、必要となれば、切削加工・ヘラ加工を合わせて、スクリーンにおけるさまざまな仕様に対応しています。もちろん、本作金型の製作を行い量産化を行うことも可能です。


本作金型仕様

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本作金型(プレス用)
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プレス加工

 

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スポット溶接による組立
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スポット溶接による組立



◆メリット:工程ごとの作業負荷が少ない
      (製品単価が安い)

◆デメリット:
①ひとつの部品を製作するのに、複数の金型が必要(初期費用)。
②金型製作期間:2カ月~


金型レス仕様

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ヘラ加工(金型レス及び簡易金型仕様)
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切削加工(NC旋盤)

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ティグ溶接による枠等の溶接
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スポット溶接による組立


◆メリット:

①金型費ゼロ円。本作金型仕様の費用約1/10~(トータル予算)で1個製作が可能。
②製作期間短縮。本作金型仕様の約1/3。
③小・中・大サイズのストレーナースクリーンが、1個から製作が可能
④複雑な構造に対応(製作)できる。

◆デメリット:製作における作業負荷が大きいので、本作金型仕様に対し製品単価が高くなる。
       






各種製作事例一覧


コニカルストレーナースクリーン

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金属フィルター_06111.JPG IMG_856166.JPG IMG_2051999.JPG

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サクションストレーナースクリーン

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カートリッジ式ストレーナースクリーンの事例

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「こだま」は、ストレーナースクリーンの製作を行っています。
※既製品の販売は、しておりません。
製作に関するご相談は、お気軽にお問合せ下さい!!


【お問い合わせ方法】


お問い合わせ・お見積もり依頼の際には本体構造、
材質、メッシュ(下記参照)・パンチングサイズ(板厚・穴径×穴と穴の間隔)などが
わかる図面 を送付いただければお見積もりいたします。

また、図面が無い場合には、手書きのイメージ図や現品サンプルの送付にも対応しております。
下記内容をご確認のうえ、お問合せください。


・手書きの図面や写真でのお問合せ

ストレーナースクリーン製作のお問合せにおいて図面が無いケースがほとんどです。
図面をおこすのは大変ですが、「こだま」では手書きのイメージ図や写真の送付にも対応しています。
ただし、下記内容については必ず御記載ください

・形状のわかるイメージ図、または写真

・各部寸法

・金網の線径と目開き、またはメッシュサイズ

・パンチングの有無

※パンチング、メッシュの種類は下部に、掲載しています。
イメージ図.png
   手書きイメージ図例


・サンプル送付でのお問合せ

図面が無いが現品のサンプルが有る場合には送付いただければお見積り可能です。
ただし、下記内容についてはご注意ください

 ・金網部の詳細についてはサンプルを破壊しなければわかりません。
 
 ・納品時に返却いたします。

 ・ご注文に至らなかった場合には着払いでのご返却となります。



ストレーナースクリーンに関するお問い合わせは、こちらから



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ストレーナー"スクリーン"の材質


繰り返しお伝えしますが、スクリーンの材質は、流体や気体のろ過器として使用するケースが多いので、SUS304、SUS316が主流ですが、航空機や熱交換器等の高温環境で使用される場合には、インコネルを使用します。また、海水や酸系の薬品を使用する装置に使用す場合にはチタンを使用します。


スクリーンに使用されるメッシュサイズ


目開き w: 2つの縦線又は横線の内寸

線 径 d:金網ワイヤーの直径

ピッチ p:ワイヤーの間隔

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メッシュ(金網)


メッシュサイズを示す、〇〇メッシュとは


■金属の中心から中心の25.4mm(1インチ)間の一辺の網目の数 
■金網線の太さによっても目開きが異なりますので、使用目的によって線の太さとメッシュとが決まります。 
■網目の細いものは0.02mmφ線×635メッシュで目開きが20ミクロンがありますが、これ以上細いものも別注となります。




【スクリーン使用パンチング】

スクリーンの胴体に使用される、パンチング材の選定の項目をご紹介します。
分かりずらい内容がありましたら、ご連絡jください。

パンチング.png
穴径(D)
:材料にあけた穴の径(大きさ)。丸・四角・六角形などさまざまなものがありますが、
メッシュストレーナーに使用されるのは、大半が丸です。

ピッチ(P):穴と穴の中心の間隔。mm単位で指定されるので、8mmであればP8と指定します。

フチ:穴の打ち抜き範囲の周囲、余白部分。余白なしもありますが、穴は半欠けになります。

板厚:材料の厚み

材質:SUS304を主流に、SUS316、チタン合金、インコネルなどが使用されています。


パンチング穴の配列
パンチング穴の配列は、千鳥(チドリ)と称される互い違いに穴ががあいたものがあり、穴の位置は、60°千鳥や45°千鳥が主流です。
また、穴が並列に並んだものも一般的に使用されています。特殊な配列・穴の形も対応可能範囲、ご相談に応じています

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      並列              千鳥60°                 千鳥90°

【スクリーン使用網】
(他の金網も取り扱っておりますので、ご相談ください)

金属ストレーナースクリーンや篩(ふるい)の素材として、広く利用されている金網として、
平たたみ織と、綾たたみ織のサイズをご紹介します。

フィルター用金網

◆平たたみ織

平織メッシュ.png

メッシュ 50~500メッシュまで。 
平織の織り方で横線が相接触して並べられているもの。


メッシュ

線径

通過粒球子参考値

  縦×横
Warp×Shute
mm μm
50 MESH 10 × 50 0.80 / 0.55 360
64 MESH 12 × 64 0.58 / 0.43 300
80 MESH 14 × 80 0.45 / 0.35 250
90 MESH 15 × 90 0.40 / 0.30 200
100 MESH 16 × 100 0.35 / 0.28 200
110 MESH 22 × 110 0.35 / 0.25 160
24 × 110 0.35 / 0.25 155
120 MESH 24 × 120 0.33 / 0.25 150
136 MESH 32 × 136 0.32 / 0.21 122
150 MESH 30 × 150 0.26 / 0.19 125
160 MESH 30 × 160 0.23 / 0.17 110
180 MESH 42 × 180 0.30 / 0.165 85
200 MESH 24 × 200 0.22 / 0.14 88
40 × 200 0.18 / 0.14 90
250 MESH 50 × 250 0.14 / 0.11 78
300 MESH 50 × 300 0.14 / 0.09 68
500 MESH 80 × 500 0.094 / 0.055 36

(畳織の開き目寸法には正確さに問題がありますので参考値を表示してあります。)

◆綾たたみ織

 綾織メッシュ.png

メッシュ 100~3600メッシュまで。(製作可能範囲)

(畳織の開き目寸法には正確さに問題がありますので参考値を表示してあります。)

メッシュ 線径

通過粒球子参考値

  縦×横
Warp×Shute
mm μm
150 MESH 20 × 150 0.45 / 0.35 138
200 MESH 20 × 200 0.35 / 0.28 115
250 MESH 20 × 250 0.25 / 0.21 87
30 × 250 0.25 / 0.21 85
300 MESH 30 × 300 0.26 / 0.19 77
360 MESH 32 × 360 0.23 / 0.15 55
400 MESH 40 × 400 0.19 / 0.13 58
500 MESH 50 × 500 0.14 / 0.11 46
600 MESH 60 × 600 0.13 / 0.09 38
80 × 600 0.12 / 0.09 35
700 MESH 80 × 700 0.10 / 0.075 32
800 MESH 100 × 800 0.10 / 0.07 22
165 × 800 0.07 / 0.05 25
1000 MESH 120 × 1000 0.08 / 0.053 20
1200 MESH 150 × 1200 0.065 / 0.045 16
1400 MESH 165 × 1400 0.07 / 0.04 15
200 × 1400 0.07 / 0.04 14
1480 MESH 165 × 1480 0.065 / 0.04 13
1550 MESH 165 × 1550 0.065 / 0.035 13
1600 MESH 250 × 1600 0.055 / 0.037 13
2000 MESH 200 × 2000 0.05 / 0.028 12
2300 MESH 325 × 2300 0.035 / 0.025 5.0
2600 MESH 350 × 2600 0.03 / 0.022 4.9
3000 MESH 400 × 3000 0.03 / 0.018 4.5
3600 MESH 510 × 3600 0.025 / 0.015 4.0



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簡易ステンレスメッシュフィルターの製作 実験に使用するため...

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